げんすくたその墓場

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【日記】バイト先が潰れていた話

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とある居酒屋で働く私は、久々に店の様子を見に来た。

 

 

というのも、去年度は1年間くらいは普通に働いていたのだが、例の新型コ○ナウイルスの影響で従業員の必要人数が減り、「来て欲しくなったらまた呼ぶわ!」とは店長に言われたものの、ついに2020年4月頃からお呼びが掛からなくなった。

 

辞めたと言えば辞めてはないが、やってるかと言われたらやってはない状況。

 

7月頃に見に来た時は普通に営業してて何より、と思ったのは覚えている。

 

しかし…だ。

10月になってたまたまバイト先の前を通ったことがあったのだが、もうもはやそれはなんというか、こう、とにかく驚き桃の木三種の神器って感じだった。

 

 

 

 

 

なんと、店が無くなっていた。

 

 

 

 

いや、店が無くなった…というか、あの店名が無くなっていて別の店になっていたのである。

 

 

 

関係が自然消滅した元恋人が別のパートナー(しかも知らない人)とイチャイチャしてるのをたまたま目撃したような感覚だった。

いや実際にそんなシチュエーションに遭遇した経験がある訳では無いのだが。

 

 

 

さすがに驚いたので、その場でお店をずっと見つめながら立ち尽くしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

いやまぁしかし冷静になって店の外見や外から見える店内の光景、さらには店先に出ている看板をよく見てみると、なんだか雰囲気が変わらない。

 

こんなメニューがあるよ~っていう、店先に出ているアレ(伝われ)も、当時のまま。

 

 

 

 

なんだこれは…?と思った矢先、店長と遭遇した。

 

 

 

 

 

 

これは…話しかけるべきか?

 

 

 

 

 

 

特別仲が良いわけでも悪いわけでも無かったので、かなり迷った。

 

 

結局話しかけないことにした。幸いあちらはこっちに気づいていない様子。

私はその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

これは憶測に過ぎないのだが、恐らく店長はあのお店の土地を買取ったのではないか…?と。

 

 

そもそもこの店はちょっとしたチェーン店であったが、店舗数が少なく、メニューも結構店舗によってバラバラ。その上、つい数ヶ月前に同じ市にある他の店舗が潰れたことがあった。

 

 

 

 

この店舗も同じく潰れる事になったが、店長がその土地を買取った。これは、店長とその店の大元どちらからしてもいい事であった。

 

店の会社は、その物件を安く売ることなく、店内の片付け作業をする必要も無い。

店長は、思い入れのある店を手放すことなく、安く買取り、さらには自分の物に出来る。

 

まさにwin-winだった。

 

 

 

 

という勝手な妄想である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年。

私は来年からの就職先が既に決まっており、特に悩むことも無いのだが、この事だけは未だに少しモヤッとしている。

 

その感情はまるで、恋人と別れてから1週間くらい続く未練に似たような………

 

そう…それは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は?